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メキシコ新大統領が決めた大統領専用機売却、多額の損失計上も

  • 2億1870万ドルをかけたドリームライナーはぜいたく-新大統領
  • 大統領専用機売却は非常に困難、値引き必要に-コンサルタント

メキシコのロペスオブラドール新大統領は、前大統領が2016年以来大統領専用機として使ってきたボーイング製787「ドリームライナー」の売却による棚ぼた収入を期待すべきではなさそうだ。

  フライト・アセンド・コンサルタンシーの分析によれば、カスタマイズされた787が流通市場で真価を問われたことがないため、超重要人物(VVIP)用の同機は多額の売却損を計上する可能性が高い。分析リポートによると、メキシコは最良の条件で売却できた場合でも、購入価格よりも約7600万ドル(約86億円)少ない金額しか得られない公算が大きいという。

  フライト・アセンドのシニアアナリスト、ダニエル・ホール氏は3日のインタビューで、「航空機を市場で売り出すことは非常に困難なことであり、長い時間がかかる可能性がある。売却を実現するためかなりの値引きが必要になろう」と予想した。

Mexico's AMLO Plans To Sell President's Plane

メキシコの大統領専用機ボーイング787-8ドリームライナー

写真家:Alejandro Cegarra / Bloomberg

  ロペスオブラドール氏は2億1870万ドルの費用をかけた同機について、多数の国民が貧困生活にあえぐメキシコの大統領専用機としてはぜいたく過ぎると批判している。同大統領は週末にメディアに同機を公開した。

Mexico's AMLO Plans To Sell President's Plane

メキシコの大統領専用機の内部

写真家:Alejandro Cegarra / Bloomberg

原題:Mexico Set for Loss on AMLO Sale of $219 Million Dreamliner (1)(抜粋)

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