コンテンツにスキップする

力強い経済の恩恵、多くの低所者には届いていない-パウエル議長

  • 経済見通しや政策に直接言及せず-ワシントンのイベントであいさつ
  • 連邦準備制度は目標達成に向けて大きく前進

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3日、賃金上昇を伴う「力強い経済」の実現に向けて米金融当局は進展を遂げたが、多くの低所得労働者が取り残されているとの認識を示した。

  パウエル議長は、ワシントンでのイベントのために準備したあいさつのテキストで、「連邦準備制度の責務は力強い経済と健全な金融システムの促進だ。これらの目標達成に向けて大きく前進したことをうれしく思う」と語った。

  FRBが公表したパウエル議長のあいさつは、予定表には事前の記載がなかった。テキストには経済見通しや政策への直接的な言及はない。

  パウエル議長は、米失業率が1969年以来の低水準に改善したことに加え、賃金上昇や家計資産の増加、消費者信頼感の向上が堅調な個人消費を支えてきたと指摘。ただ、米経済は引き続き長期的な課題に直面しているとして、過去数十年に及ぶ低所得労働者の賃金伸び悩みや、最近になってようやく向上の兆しが見られる生産性の伸び、高齢化などの問題を列挙した。

Federal Reserve Chair Jerome Powell Testifies Before Senate Banking Committee

パウエルFRB議長

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

原題:Fed’s Powell Says Strong Economy Hasn’t Reached All Americans(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE