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半導体株上昇、米中合意を好感-SOX全構成銘柄が値上がり

  • AMDは11%上昇-9月高値はなお大きく下回る
  • 今回の米中合意で問題は完全に解消されず-レイモンドJ

3日の米株式市場で半導体株が値上がりした。米中首脳が貿易戦争のさらなる激化を避けるため追加関税発動の90日猶予で合意したことを受け、半導体業界への潜在的な逆風が弱まるとの見方が広がった。

  アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は11%上昇し9月以来の大幅高で終了。出来高も膨らんだ。10月下旬の安値からは3割強上昇したが、9月の高値はなお大きく下回っている。

AMD gained following the latest developments on trade

  マイクロン・テクノロジーは3.8%高、エヌビディアは4%高。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%上昇。全構成銘柄が上げた。

  半導体企業はかなりの収入を中国で得ているため、通商政策の行方との相関関係が強い。ブルームバーグのデータによれば、AMDとマイクロンはいずれも中国向けが売り上げの40%超を占める。

  レイモンド・ジェームズのアナリスト、クリス・カソ氏は、今回の米中合意で問題が完全に解消されたわけではないと指摘。10%関税が発動される前の夏場に一部ユーザーが駆け込み購入に動いたように、追加関税の脅威はサプライチェーンにおける行動にある程度の影響を及ぼしてきた可能性があると指摘。米中の「90日猶予合意に顧客がどのように反応するかは分からないが、不確実性がさらに加わった」と顧客向けリポートで記した。

原題:Chipmakers Rally on Trade Agreement, But More Uncertainty Seen(抜粋)

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