クドロー氏、対中合意「かなり近い」-知財権侵害と技術移転強要で

  • 中国が米自動車への輸入関税を「ゼロ」にすると予想-クドロー氏
  • 中国による自動車関税撤廃の時期についてはコメントせず

ホワイトハウスのクドロー米国家経済会議(NEC)委員長は3日、中国による知的財産権の侵害をやめさせることで米中両国は合意に「かなり近づいている」と述べた。

ホワイトハウスの外で話すクドローNEC委員長(3日)

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  クドロー氏は貿易協議に関する記者説明会で、両国は「知財権侵害と米企業への技術移転の強要に関して合意にかなり近づいている」と発言。「私がかなり近づいているという時、それはわれわれが中国側と作り上げてきた最優先の重要項目リストに関してだ」と説明した。

  クドロー氏は具体的にどのような進展があったかについては明らかにしなかった。トランプ米政権は中国による知財権侵害と、中国進出を図る米企業に技術移転を強要する問題を対中貿易戦争の重要ポイントと位置付けている。

  クドロー氏はまた、中国が米国からの輸入自動車への関税を「ゼロ」にすると予想していると述べた。中国は輸入自動車全般に15%の関税を課しているが、トランプ政権の対中関税への報復措置として、米国製自動車に対する関税率を40%に引き上げた。

  クドロー氏は自動車関税は今後の協議ですぐに議論されるだろうと語った。ただ、中国が対米自動車関税を撤廃する時期に関してはコメントせず、劉鶴副首相が貿易障壁に関して早急に行動すると約束したと述べるにとどまった。

  ムニューシン財務長官はこの日これより早く、中国が輸入自動車の関税撤廃に合意したと語ったが、詳細には踏み込まなかった。トランプ大統領は2日遅く、中国が米国製自動車に課している関税の「引き下げと撤廃」に同意したとツイートしていた。

原題:Kudlow Says U.S. and China ‘Pretty Close’ to Deal on Tech Theft(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE