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【NY外為】ドル軟調、貿易戦争休戦後の下げを縮小-円は小幅安

更新日時

3日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が小幅下落。米中貿易戦争が休戦となった後の下げを縮小した。株式相場は上げ幅を削りながらも堅調を維持。原油価格は生産見通しの改善を好感して持ち直し、資源国通貨は上昇した。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、ニューヨーク時間午後4時過ぎの時点で0.2%低下。一時は0.6%下げ、2週間ぶり低水準を付けた
    • ドルは主要10通貨の大半に対して下落、中でもノルウェー・クローネに対して大きく下げた
  • 米政府は中国製品に対する関税率引き上げの発動を90日間保留する合意について説明したが、詳細な情報が不足していることから疑問も生じている
    • ムニューシン米財務長官は輸入自動車への関税撤廃で中国が同意したと述べたが、具体的な部分への言及は控えた
    • クドローNEC委員長は知的財産権の問題を巡り、米中は合意に「かなり近づいている」と述べた
  • 逃避先通貨は一時地合いを回復した後、リスクオンのムードで再び下げた
    • ドルは対円で0.1%高い1ドル=113円64銭。一時は113円85銭まで上げた
    • 114円が依然として主要抵抗線、113円35銭が支持線とみなされる
  • ユーロは対ドルで0.3%上昇の1ユーロ=1.1348ドル。イタリア首相が財政赤字を2%未満に抑える方向で取り組んでいないと発言し、ユーロは高値を離れた。一時は1.1380ドルまで上昇した
    • フランスのマクロン大統領は激しさを増す抗議活動を沈静化させようと、緊急減税を導入する可能性があり、そうなれば財政赤字を悪化させるリスクが生じる

欧州時間の取引

  米中合意を受けてドルのロングを手じまう動きが進み、ドル指数は11月20日以来の低水準に下げた。ユーロは0.3%高の1.1347ドル。高値を維持できなかった。

原題:Dollar Bounces Off Lows, Reducing Trade-Truce Loss: Inside G-10(抜粋)
Dollar Drops as Longs Trim Exposure on Trade Relief: Inside G-10

(相場を更新し、詳細を加えます.)
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