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FRB議長発言に基づく利上げ停止観測「行き過ぎ」-BofAメリル

  • パウエル議長の発言、利上げ局面の終了示唆せず
  • 米10年債利回り、2019年末までに3.25%へ上昇と予測

先週のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がハト派的だった可能性はある。しかしそれは米国債利回りが上昇しないことにはならないと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチが指摘した。

  パウエル議長が金利はいわゆる中立水準の推定レンジを「わずかに下回る」水準にあるとの見解を述べたが、BofAメリルは指標となる米10年債利回りは来年末までに3.25%に上昇すると予想。議長の発言を受けて広がった2019年の利上げ停止観測は「行き過ぎ」だと指摘し、足下の成長が金融政策を「やや引き締め的な領域」へ促すとの見解を示した。

BofAML sees a gradually rise in U.S. bond yields despite Powell's comments

  BofAメリルのアナリスト、マーク・カバナ、オリビア・リマ両氏は11月30日付の顧客向けリポートで、「ハト派色が強まったとする市場の解釈に異論はないが、市場は来年の利上げ回数を織り込む上で悲観的過ぎると考える」と指摘。「パウエル氏の発言は当行の長期債見通しを著しく変えるものではないが、イールドカーブのフラット化予想には短期的な向かい風となる」と続けた。

原題:Powell Pause Speculation ‘Overdone’ as BofAML Sees Rising Yields(抜粋)

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