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ECBが出資比率を調整、1月からイタリア資産の購入減少へ

  • 南欧など12カ国の出資比率低下、独仏など16カ国で上昇
  • ECBは出資比率に応じて資産買い入れを実施

欧州中央銀行(ECB)は3日、域内中央銀行による出資比率(キャピタルキー)を調整し、来年1月に発効すると発表した。ECBが実施する債券購入プログラムに影響するため、経済的に弱い域内諸国に及ぶ経済刺激効果に変化が生じる。

  今回の見直しでイタリアやスペイン、ギリシャなど12カ国のECB出資比率は低下する一方、ドイツやフランス、オーストリアなど16カ国は上昇する。ECBは5年ごと、または新たな加盟国があった際に出資比率を見直すことになっている。

  ECBが2015年3月に開始した量的緩和策では、出資比率に応じて各国の資産を買い入れると定められている。このため出資比率は金融政策にとって重要な意味を持つ。ブルームバーグの試算によると、2019年1ー10月のイタリア債の買い入れは、出資比率が変わらなかった場合に比べ7億8000万ユーロ(約1000億円)減り、ドイツ債の買い入れは12億ユーロ増える。

New Capital Key

Key for subscription of national central banks to ECB capital will change in 2019

Source: European Central Bank

Note: Percentages refer to Eurosystem key, not taking into account the shares of national central banks outside the single-currency bloc

原題:ECB Will Tweak Capital Key, Cutting Italy’s Share in Bond-Buying(抜粋)

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