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OPECに惑わされたヘッジファンド閉鎖へ-創業者が白旗

  • 原油市場のサイクルが「一段と短期化し、荒く」なった
  • ブレナム・キャピタル・マネジメントが閉鎖を投資家に伝える

世界の原油供給を巡る不確実性が石油トレーダーを困惑し続ける中で、米テキサス州ダラスのヘッジファンド、ブレナム・キャピタル・マネジメントが白旗を掲げた。

  ブレナムを創業したジョン・ラバノウスキ氏はファンド閉鎖を投資家に伝えた。2年にわたるマイナスのリターンで資産が減っているという。8億ドル(約910億円)規模の同ファンドは、今年急落しているエネルギー関連株に強気だった。

  同氏は顧客に宛てた書簡で、原油市場のサイクルが「一段と短期化し、荒く」なっており、石油輸出国機構(OPEC)の政策がそうさせたとの認識を示し、2012年にブレナムがスタートしてから「OPECは供給を増やし、それから供給削減を拒否し、それから針路を変え、供給を減らし、その次に供給を再び増やし、今は12月に供給をまた削減する可能性が高いとみられる」と記した。

Equities have lagged behind oil prices

  米S&P500種株価指数のエネルギー指数は10月初めから16%下げている。原油関連銘柄の下落ペースを市場参加者の多くは驚きをもって受け止められている。「エネルギーセクターにおけるこの本当に奇妙な株価動向を見続けるが、私には妥当とは思い難い。状況が良くなるか確信は持てない」とラバノウスキ氏はコメントした。

  投資家への別の書簡によれば、ブレナムは10月末までの今年のリターンがマイナス14.7%。17年はマイナス10.5%だった。

原題:Hedge Fund Liquidates as Its Founder Blames OPEC for Losses (2)(抜粋)

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