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原油急反発、サウジとロシアの合意や加アルバータ州の減産命令受け

  • 米中が新たな関税適用の見送りで合意したことも好感
  • WTI先物1月限は一時11月23日以来の高値を付けた

月間ベースで10年ぶりの安値を付けていた原油相場が急反発している。ロシアとサウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の枠組みを2019年も継続することで合意したことに加え、カナダ最大の原油生産州であるアルバータ州が前例のない減産命令を下したことが背景。

  11月に20%余り下落したブレント原油は一時5.3%高となった。ロンドンにあるICEフューチャーズ・ヨーロッパのブレント原油先物19年2月限は3.14%高の1バレル=62.60ドルを付けた後、日本時間午前11時38分時点には62.51ドルで取引された。米中が新たな関税適用の見送りで合意したことも好感されている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物1月限は一時2.92ドル(5.7%)高の53.85ドルと、取引時間中としては11月23日以来の高値を記録。総取引高は100日平均の3倍近くに膨らんだ。アルバータ州はカナダのエネルギー産業の危機を和らげるため日量32万5000バレルの減産を命じた。

ARGENTINA-G20-SUMMIT

ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子(11月30日)

フォトグラファー:Ludovic Marin / AFP via Getty Images
Crude futures jump after worst month in a decade

原題:Oil Surges on Saudi-Russia Agreement, Alberta Production Curb(抜粋)

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