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19年の中国株見通しをさらに上方修正、貿易戦争の休戦で-モルガンS

  • MSCI中国指数の投資判断、「オーバーウエート」に引き上げ
  • 関税問題は「大詰め段階に向かうだろう」とストラテジストら
Investors stand at trading terminals in front of an electronic stock board at a securities brokerage in Shanghai, China, on Wednesday, May 30, 2018.
Investors stand at trading terminals in front of an electronic stock board at a securities brokerage in Shanghai, China, on Wednesday, May 30, 2018. Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Investors stand at trading terminals in front of an electronic stock board at a securities brokerage in Shanghai, China, on Wednesday, May 30, 2018.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米銀モルガン・スタンレーは来年の中国株について既に明るい見通しを立てていたが、米中両国が関税賦課合戦を休止したことから予想をさらに引き上げた。

  ジョナサン・ガーナー氏(香港在勤)ら同行のストラテジストは2日のリポートで「不透明感は残っているものの、この問題に関する投資家心理がいかに弱かったかや潜在的な景気悪化がどれほど価格に織り込まれていたかを考えると、今回の関税見送りはリスク資産のアップグレードに十分だ」と指摘。「たとえ問題が再びエスカレートしても、大詰め段階に向かうだろう」と分析した。

Chinese shares have slumped this year on trade tensions, slowing economy

  モルガン・スタンレーはこれまで予定されていた米国の中国製品に対する追加関税が来年1月1日に発動されると予想していた。週末のニュースを受けた市場見通しの変更は次の通り。

  • MSCI中国指数の2019年末目標を「基本」のシナリオで82と、79から引き上げ。これは11月30日終値を8%余り上回る水準
  • MSCI中国指数の投資判断は「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げ
  • 香港のハンセン指数の見通しは2万9850と、これまでの2万8500から上方修正。11月30日終値から約13%上昇の水準
  • ハンセン中国企業株(H株)指数は1万2100と、14%上昇すると予想
  • 中国本土のCSI300指数は3650と、15%上昇を予測

  「われわれは弱い市場が潜在的なサーキットブレーカーの役割を果たして」米中の協議再開を促すとみていたが、「最近の一連の出来事はわれわれの期待を上回るものだ」とストラテジストらは記した。

原題:Morgan Stanley Upgrades ’19 China Stocks Call on Trade Ceasefire(抜粋)

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