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大豆中心に農産品がアジア時間帯に上昇-米中の貿易戦争「休戦」で

  • 米国は中国が直ちに農産品購入を開始することで合意したと指摘
  • 中国の声明はより曖昧で、農産品への言及は全くない

シカゴ先物市場で大豆を中心に農産品が上昇した。米中間の貿易戦争「休戦」の一環で中国が米農家から直ちに農産品購入を開始することで合意したと米政府が発表したことが手掛かり。

  大豆先物1月限は一時3.1%高の1ブッシェル当たり9.22 3/4ドルと、中心限月としては7月以来の大幅上昇となった。トウモロコシ先物も1.9%高となった。

Soybean futures surge in Chicago after U.S.-China trade truce

  トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が追加関税の見送りと貿易交渉強化で合意したのを受け、アジア時間3日、市場にリスク選好の動きが戻った。こうした動きは米中関係の大きな転換となる。

  ホワイトハウスは声明で「中国は2国間の貿易不均衡を減らすため、まだ合意には至っていないものの非常にまとまった量の農産品、エネルギー製品、工業製品やその他の製品を米国から輸入することに同意する」と説明した。

  持続的に値上がりするかどうかは、大豆などの出荷がどのくらい迅速に再開されるかに左右される。今回の首脳会談後に中国が声明で農業に全く言及していないことも、相場を圧迫する恐れがある。今年始まった両国間の関税の応酬で中国は米国産大豆や豚肉、他の多くの農産品に報復関税を課し、その結果、大豆先物は急落した。

原題:Soybeans Lead Gains in Agriculture on U.S. China Trade Truce(抜粋)

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