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元ゴールドマン行員関与の不祥事にあり得ない仲介者-米司法省明かす

  • 今年8月に司法省を辞めた職員が米国への資金流入で共謀認める
  • 司法省が証拠を提出-元職員は検察に協力している
Goldman Sachs Group Inc. headquarters stands in New York.
Goldman Sachs Group Inc. headquarters stands in New York. Photographer: Christopher Lee/Bloomberg
Goldman Sachs Group Inc. headquarters stands in New York.
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

マレーシアの政府系投資会社を舞台にした元ゴールドマン・サックス・グループ行員が関与した数年にわたる資金流用不祥事で、あり得ない仲介者がいたことが分かった。米司法省の職員だ。

  司法省は11月30日の裁判所文書で、ジョージ・ヒギンボザム被告(46)が架空会社を使って7400万ドル(約84億円)が米国に移管した証拠を提出。当時はどの銀行も、事件に関わっていたマレーシア人からの預金を扱っていなかった。今年8月に司法省を辞めた同被告は同日、そうした資金の目的と出どころに関して銀行側への虚偽報告で共謀していた罪を認めた。

  同被告は、この資金の使途を偽って米国に入れるため2017年の早い時期に他の2人と共謀したこと認めたが、共謀した人物は特定していない。裁判所文書によると、資金は投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)からの資金流用に関する捜査に影響を与えることを狙ったロビー活動向けに支払われるものだった。同文書はまた、この資金の出どころをマネーロンダリング(資金洗浄)と1MDBから巨額の資金を流用した罪に問われているマレーシアの実業家ロー・テク・ジョー被告だと特定している。

Jho Low Taek GETTY Sub

ロー・テク・ジョー被告

写真家:Michael Loccisano /ゲッティイメージズ

  ヒギンボザム被告は検察に協力している。同被告が関与した違法行為はロー被告と1MDB資金着服への捜査の妨げにはならなかったという。

原題:Ex-Justice Official Helped 1MDB’s Jho Low Funnel Dirty Money(抜粋)

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