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Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

ヘッジファンド、OPEC総会控え安全策-原油買い越し12週ぶり増加

  • WTI原油のポジションの総数は5年ぶり低水準
  • OPECが減産の可能性、投資家は6日の総会前に様子見姿勢
An offshore worker stands aboard the Chevron Corp. Jack/St. Malo deepwater oil platform in the Gulf of Mexico off the coast of Louisiana, U.S., on Friday, May 18, 2018. While U.S. shale production has been dominating markets, a quiet revolution has been taking place offshore. The combination of new technology and smarter design will end much of the overspending that's made large troves of subsea oil barely profitable to produce, industry executives say.
Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

原油市場の先行きを決める石油輸出国機構(OPEC)総会を控え、投資家は米国の指標原油に対して安全策を採った。

  11月30日に発表された米国のデータによれば、資産運用会社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油のポジションの総数は5年ぶりの低水準に落ち込んだ。弱気ポジションが強気ポジションを上回るペースで減少し、買越残高は12週間ぶりに増加した。

  世界的な供給過剰への懸念が広がる中、原油価格は11月に月間ベースとしては約10年ぶりの大幅な下落を示した。ただ、マクロ・リスク・アドバイザーズのエネルギー担当チーフストラテジスト、クリス・ケッテンマン氏によれば、OPECやロシアなどの原油輸出国が減産の可能性について協議している状況で、投資家は誤った方向に投資するリスクを取りたくないと考えている。

投資家は原油に対し若干強気に転じる

  ケッテンマン氏は電話インタビューで、10月と11月に値下がりに見舞われた多くの市場関係者は様子見姿勢を示していると指摘した。

  OPECは12月6日にウィーンで総会を開き、他の産油国と協調し日量100万バレルか、それを上回る減産について検討する予定。加盟国の代表の1人によると、OPEC経済委員会は同130万バレルの減産を勧告している。

  米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、WTIのオプションと先物の買越残高は11月27日終了週に2.6%増加し15万5023枚。 

原題:Hedge Funds Play It Safe Ahead of Make-or-Break Week for Crude(抜粋)

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