12月1日に行われた米中首脳の夕食会に関する米大統領報道官の声明

ホワイトハウスが発表した声明は次の通り。

  トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は、首脳同士および両国の高官がアルゼンチン・ブエノスアイレスで開いた「会合が非常に成功」だったとの認識を示した。

  習主席が人道主義的な素晴らしい対応として、(合成オピオイドの)フェンタニルの規制薬物への指定に同意したことは極めて重要であり、これは米国にフェンタニルを輸出する人々が中国の法律の下で最高刑の対象となることを意味する。

  通商問題では、トランプ大統領は中国製品2000億ドル(約22兆7000億円)相当に対する関税率を2019年1月1日の段階で10%のままとし、今回25%に引き上げないことに同意した。中国は2国間の貿易不均衡を減らすため、まだ合意には至っていないものの非常にまとまった量の農産品、エネルギー製品、工業製品やその他の製品を米国から輸入することに同意する。中国は米国の農家からの農産品購入を直ちに開始することに同意した。

  トランプ大統領と習主席は、強制的な技術移転や知的財産保護、非関税障壁、サイバー攻撃、サイバー窃盗、サービス、農業に関する構造改革の交渉を直ちに始めることで合意した。双方は今後90日以内のこの作業の完了に向けて努力することで合意し、この期間の終了時点で合意に達することができなければ、関税率は10%から25%に引き上げられる。

  さらに北朝鮮に関して大きな進展があり、トランプ大統領が習主席と共に朝鮮半島非核化の実現のために金正恩朝鮮労働党委員長と協力していくことでも一致した。トランプ大統領は金委員長への友情と尊敬の念を表明した。

  習主席はまた、前回承認されなかったクアルコムによるNXPセミコンダクターズ買収計画が再び提出された場合、承認にオープンな姿勢であることも明らかにした。

  トランプ大統領は「今回の会合は米中両国にとって素晴らしく生産的で、限りない可能性を伴うものだった。習主席と協力していくことは大変光栄だ」と述べた。

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