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トランプ大統領:NAFTA離脱を近く議会に通知-新協定承認で圧力

  • 米国とカナダ、メキシコの3カ国首脳は11月30日にUSMCAに署名
  • 議会はUSMCAの早期承認を迫られることになる

トランプ米大統領は1日、今の北米自由貿易協定(NAFTA)からの離脱を議会に近く通知する意向を示した。議会通知後6カ月で正式に離脱できることになっており、議会はNAFTAに代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の早期承認を迫られることになる。米国とカナダ、メキシコの3カ国首脳は11月30日にUSMCAに署名した。

  トランプ大統領は1日遅く、20カ国・地域(G20)首脳会合が開かれたアルゼンチンから米国に向かう大統領専用機の機内で記者団に対し、「私は近くNAFTAを正式に終わらせるだろう」と述べ、従ってUSMCAか、貿易協定がない状態のどちらかを「議会は選択することになるだろう」と発言した。

  大統領がNAFTA離脱を実際に通知すれば、実質的に安全策がない状態でUSMCAの議会審議が行われることになる。USMCAは署名されたものの、発効には各国議会の承認が必要。米国では、民主党が下院の過半数議席を握る来年からの新議会で審議されることがほぼ確実であり、一部の民主党議員はUSMCAの条件に異議を唱える可能性を警告した。

  NAFTAに批判的で、政府と共にNAFTA再交渉に取り組んだとしているブラウン上院議員(民主、オハイオ州)は2日のCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、USMCAに賛成票、反対票のどちらを投じるかについては答えず、「作業はまだ終わっておらず」、メキシコに雇用を巡る要件強化を求める機会はまだあると語った。雇用や労働条件の「尊厳」を守るという点でUSMCAは不十分であり、NAFTA再交渉でトランプ大統領が言及した約束が果たされていないと同議員は主張した。

原題:Trump Says He’ll Give Notice of Nafta Exit to Pass New Deal (2)(抜粋)

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