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欧州株安は今年で終わらない、来年は16%下落へ-ソシエテ

  • 今年の下落を唯一当てたカロヤン氏、成長減速とECB利上げを予想
  • 米国株の動向も逆風に、米経済は20年半ばに景気後退入り見込む

今年の欧州株下落を唯一言い当てたストラテジストは、2019年も厳しい年になると予測する。

  ソシエテ・ジェネラルで欧州株戦略を率いるローラン・カロヤン氏は、「株式投資家にとって、再び厳しい1年になる」と電話インタビューで発言。ブルームバーグが1月に調査したアナリストの中で、ストックス欧州600指数が今年下落すると予想したのはカロヤン氏ただ1人だった。「成長は減速し、金融政策は引き締めに向かう。欧州株にとって、良くない取り合わせだ」と語った。

From geopolitics to rates, the tide is against European stocks

  1月の調査では、今年の欧州株が5.5%上昇するというのがアナリストの平均予測だった。実際には、ストックス欧州600指数は年初来で8%近く下げている。

  カロヤン氏は同指数が来年に約16%下げ、2013年半ば以来の安値となる300ポイントで1年を終えると見込む。経済成長の減速に、欧州中央銀行(ECB)の利上げが9月に加わることを株価押し下げの主な要因に挙げた。

  米国経済減速への懸念が高まっていることも、米国株の動きに極めて敏感な欧州株には逆風になる。ソシエテでは来年の米国株が13%前後下落すると予想。カロヤン氏は「2020年の半ばには米国のリセッションが始まるとみている。株式市場はそれに先駆けてリセッション入りを織り込み始めるだろう」と述べた。

原題:$2.5 Trillion European Equity Wipeout Isn’t the End, Says SocGen(抜粋)

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