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11月30日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルが上昇、ユーロ下落-G20首脳会合が開幕

  30日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。ブエノスアイレスでの20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせたトランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談を翌日に控え、ブルームバーグのドル指数は徐々に上げ幅を拡大し、週間ベースでも辛うじて上昇を確保した。

  ドルは月末のリバランスの動きに支えられ、主要10通貨のほぼ全てに対して上昇。原油安や予想を下回るノルウェー小売り指標を受け、ノルウェー・クローネがドルに対し最も下げた。ドル指数は月間ベースでは0.2%低下し、7月以来初の下げ。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.4%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=113円54銭。ユーロはドルに対して0.7%安の1ユーロ=1.1317ドル。

  この日はブエノスアイレスでG20首脳会合が開幕。米国とカナダ、メキシコは北米自由貿易協定(NAFTA)に替わる新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に署名した。

  ユーロは月末特有のフローや欧州株の下落、軟調なユーロ圏インフレ指標が重しとなって下落した。

  ポンドは対ドルで続落。一時0.2%上げていたところから下げに転じた。

欧州時間の取引

  G20での米中首脳会談を控え、ドルが主要10通貨の大半に対し上昇。米利上げ見通し修正の動きは一段落した。ただ円はドルに対し3日続伸。ユーロはドルに対し、1ユーロ=1.14ドルを下回る水準を維持した。
原題:Dollar Ekes Out Weekly Gain as G-20 Summit Begins: Inside G-10(抜粋)
Dollar Pares Weekly Drop Before G-20, Yen Advances: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株反発、米中会談を楽観-10年債3%割れ

  30日の米株式相場は反発。米中首脳会談を前に通商問題の先行きに前向きな見方が広がった。

  S&P500種株価指数は週間ベースで2011年以来の大幅高。米金融当局がハト派寄りになったことが背景にある。マイクロソフトは週間で15年以来の大幅上昇となり、時価総額でアップルを抜いて世界首位に返り咲いた。原油相場がこの日、1バレル=50ドルを下回る場面があり、エネルギー株に売りを誘った一方、航空株を押し上げた。貿易問題に関して米中当局者から楽観的な発言が流れたため、12月1日のトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の夕食会を前に株価が押し上げられた。

  • 米国株は反発、マイクロソフトが時価総額で首位に
  • 米国債は上昇、10年債利回りは2.99%
  • NY原油は反落、OPEC経済委員会の減産勧告で下げ渋り
  • NY金先物は反落、ドル上昇が圧力に
  •   S&P500種が前日比0.8%上げて2760.17で終了。ダウ工業株30種平均は199.62ドル(0.8%)高の25538.46ドルで終えた。ナスダック総合指数は0.8%上昇。ニューヨーク時間午後4時55分現在、米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.99%。

      ニューヨーク原油相場は反落。石油輸出国機構(OPEC)経済委員会が来週の総会を前に減産を勧告したため、下げ渋る展開となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は52セント(1%)安の1バレル=50.93ドルで終了。月間では22%下げ、2008年10月以来の大幅安となった。ロンドンICEの北海ブレント2月限は前日比45セント安の59.46ドルで終えた。

      ニューヨーク金先物相場は反落。ドルが上昇し、商品相場全体を圧迫した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.4%安の1オンス=1226ドルで終えた。

      ウェルスマネジメント会社、クリエーティブ・プランニングの共同最高投資責任者(CIO)、ピーター・マローク氏は「市場は中国との合意を熱望している」と指摘。「今後数週間に通商問題を巡って合意への道筋が示唆されれば、そのようなニュースに市場がどれほど前向きな反応を示すか、皆驚くことになるだろう」と述べた。
    原題:U.S. Stocks Climb, Bonds Rise Ahead of Trade Talks: Markets Wrap(抜粋)
    Oil Skids to Worst Loss in 10 Years as Market Waits on OPEC+ Cut
    Gold Now Has a Challenger for the Mantle of Most-Precious Metal

    ◎欧州債:利回り曲線はブルフラット化、イタリア債は変わらず

      30日の欧州債市場ではイタリア債がほぼ変わらず。フランス債を中心に欧州債の利回り曲線は月末にかけてブルフラット化した。市場の注目は20カ国・地域(G20)首脳会合に集まっている。

    • イタリア10年債利回りは9月14日以来で最も狭いレンジで推移。同利回りのドイツ債とのスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して289bp
    • 英国債は来週の30年債入札を控えて、利回り曲線がスティープ化した
    • ドイツ10年債利回りは1bp低下して0.31%、フランス10年債利回りは2bp低下の0.68%、イタリア10年債利回りは1bp上げて3.22%
    • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

    原題:EGBs Bull Flatten, Italian Bonds Steady; End-of-Day Curves(抜粋)

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