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モラー特別検察官、疑惑の真相解明近いか-コーエン被告捜査協力

  • コーエン被告は偽証認め捜査協力に同意、12月12日に量刑言い渡しか
  • マナフォート被告は司法取引が破綻、弁護団が11月30日に出廷

2016年米大統領選へのロシアの干渉疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査が結論に向けて速やかに進展しないことに同氏の支持者も批判者も不満を漏らしてきたが、もう不平は言えそうにない。

  ドナルド・トランプ氏を当選させようとトランプ陣営とロシア政府が支援する同国工作員が協力したかどうか、モラー特別検察官が解明に近づいていると見受けられるためだ。トランプ氏の元選対本部長と個人弁護士、元米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、モラー特別検察官が指摘した罪について量刑言い渡しを近く受ける見込みだ。

  捜査の動きは以下の通り。

  • トランプ氏の元弁護士、マイケル・コーエン被告は虚偽の供述の罪を認めてモラー特別検察官への捜査協力に同意した。同被告は29日、トランプ氏のロシア事業がアイオワ州での大統領候補指名党員集会前の2016年1月に終了したと議会で偽証したことを認めた。検察当局と被告側弁護団は両方のケースの量刑言い渡しを12月12日に要請しており、モラー特別検察官がコーエン被告を十分に事情聴取したことがうかがわれる。
  • 元選対本部長のポール・マナフォート被告とモラー特別検察官との司法取引が破綻したのを受け、同被告弁護団は30日にワシントンの連邦裁判所に出廷する。モラー氏は司法取引に同意し捜査協力を約束していたマナフォート被告が当局に繰り返し虚偽の証言を行っていると指摘しており、同被告は捜査協力を行っていた場合よりも長期の刑を言い渡される恐れがある。
  • 元米大統領補佐官(国家安全保障担当)のマイケル・フリン被告は連邦捜査官に対する虚偽の供述の罪について12月18日に量刑を言い渡される見込み。同被告はモラー特別検察官の捜査協力に伴い刑の宣告がたびたび延期されていた。同被告の刑は最長で禁錮6月となるが、モラー特別検察官への協力を理由に禁錮刑を免れる可能性が高い。

原題:Cohen’s New Plea Suggests Mueller Closing In on Key Questions(抜粋)

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