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メルケル独首相搭乗機の不具合、犯罪の可能性を当局捜査

更新日時
  • 首相搭乗機のUターン、通信システム不具合のもよう-空軍報道官
  • 首相はG20に遅参、30日夕食会には間に合う見込み

ドイツ当局はメルケル首相がアルゼンチンに向かうため搭乗した航空機の電子系統に不具合が発生したことについて、原因を調査している。同機はドイツ国内に引き返して緊急着陸し、首相は20カ国・地域(G20)首脳会合に遅参することになった。

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航空機を降りるメルケル独首相(29日)

Bloomberg

  政府当局者によると、当局は想定し得るあらゆる原因について調査している。犯罪の疑いもあるとして当局が扱っていると、国内メディアは報じていた。首相を乗せたエアバスA340型機は29日にベルリンを飛び立ってから1時間弱、アムステルダムの南西上空で問題が生じ、引き返した。地上との通信システムに技術的な不具合があったもようだと、空軍の報道官が電話で述べた。現時点で犯罪の直接的な証拠はないという。 

  パイロットは燃料を投棄したが、それでも大西洋横断を予定していた同機は大量の燃料を残したままで、消防車両に取り囲まれながらケルンに緊急着陸した。独誌シュピーゲルのオンライン版によると、同機の通信システムは完全に機能を停止し、地上との連絡が取れない状態だったという。

  メルケル首相は30日早くにマドリードに飛び、そこからショルツ財務相とともに商用機でアルゼンチンに向かう計画だと当局者が述べた。

  首相は30日にアルゼンチンでトランプ米大統領、習近平中国国家主席、議長国アルゼンチンのマクリ大統領と会う予定だった。恒例のサミット夕食会には間に合う見込み。

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原題:Merkel’s Emergency Landing Investigated for Possible Crimes (1)(抜粋)

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