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HP、11ー1月利益見通しは市場予想と同水準-ハードウエア競争激化

  • 11-1月期の1株利益は一部項目を除いたベースで50-53セントへ
  • 8-10月期は10%増収、パーソナルシステム部門の営業利益率3.8%

パソコン(PC)メーカーで世界2位、米HPインクが示した2018年11月-19年1月(第1四半期)の利益見通しは市場予想と同水準だった。利益率の低いハードウエア業界の厳しい競争の中でコストを削減する課題が示された。

  HPの29日の発表資料によると、11-1月期の1株利益は一部項目を除いたベースで50-53セントの見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は53セントだった。

キーポイント

  • 8-10月(第4四半期)の売上高は10%増えたものの、世界的なPC需要低迷が続く中でHPは競争激化に直面している。売上高全体の約3分の2を占め、PCなどを手掛けるパーソナル・システム部門の営業利益率は3.8%にとどまった。
  • HPが人員削減やその他コストを抑制する中で、重要な年末商戦を含む今四半期の芳しくない業績見通しを示したため、同社の価格決定力に懸念が強まる可能性も。
  • ディオン・ワイズラー最高経営責任者(CEO)はハードウエアよりも高い利益率が高いプリンター・サービス事業の強化を目指しており、プリンティング部門の営業利益率は8-10月期に16.1%と、CEOの取り組みが奏功し始めていることを示唆した。
  • ワイズラーCEOは「米国のローエンド市場では消費者向けとビジネス向けの両方で、積極的な競争が見られた」と述べた上で、HPはこうした戦術には関与せず、その代わりに収益性の高い売り上げの伸びを追求することを決めたと付け加えた。

Steady Climb

HP's profits have ticked up amid cost cuts and a push to services

市場の反応

  • HPの株価は29日の時間外取引で1%強上昇。通常取引終値は22.86ドル。

追加情報

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  • 発表資料はここをクリックしてください。

原題:HP Inc. Gives In-Line Profit Forecast on Hardware Margins (1)(抜粋)

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