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サルビーニ伊副首相:財政赤字目標が2.2%未満になることはない

  • 「節減できれば、その資金は使わないままにはしない」と副首相
  • 欧州委は財政赤字目標がGDP比2.4%のイタリア予算を認めず

イタリアのサルビーニ副首相兼内相は来年の財政赤字目標について、国内総生産(GDP)比で2.2%未満に下げることを政権は検討していないと述べた。同国が欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会に譲歩するとしても、事実上ごく限定的となることを示すものだ。

  財政赤字目標がGDP比2.4%となるイタリア予算を欧州委が認めなかったことから、同国は欧州委と交渉を進めている。欧州委や投資家はポピュリスト政権の選挙公約が同国の債務に与える影響を懸念している。

  サルビーニ副首相は記者団から0.2ポイントを超える財政赤字目標の引き下げに向けて協議が行われているかと問われると、「していない」と発言。退職年齢引き下げや福祉給付、減税など政府改革実施にどの程度の財源が必要かの算出作業に「昼夜を分かたず」取り組んでいると述べた。

  さらに「もし節減できれば、その資金は使わないままにはせず、他の支出に回す」とし、年金改革の2月開始を期待していると付け加えた。「われわれはこの国を成長させるという目標を携え毅然(きぜん)としてブリュッセルに向かい、敬意を示すと同時に敬意を求める」と強調した。

原題:Salvini Says Italy Deficit Target Won’t Go Below 2.2 Percent (1)(抜粋)

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