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FOMC議事要旨:柔軟なアプローチ採用を示唆、12月利上げ後に

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Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board Building in Washington, D.C.
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board Building in Washington, D.C. Photographer: Joshua Roberts
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board Building in Washington, D.C.
Photographer: Joshua Roberts

米連邦準備制度理事会(FRB)が29日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)会合(11月7-8日開催)の議事要旨によると、当局者らは、予想されている12月会合での利上げ後、漸進的な利上げに関してより柔軟なアプローチを採用することを示唆した。

  議事要旨では、経済が当局の予想と一致ないし予想より力強くなるとの想定の下、「ほぼ全ての参加者がフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジのもう一段の引き上げがかなり早期に妥当になる可能性が高いとの見解を表明した」と記された。

  その上で、FOMC会合後に発表する声明について、今後数回の会合で修正する必要性が出てくる可能性があるとも指摘。中でも特に、「『さらなる漸進的な引き上げ』を想定しているとした文言」を挙げた。

  パウエルFRB議長は28日、政策金利が成長を加速も減速もしない中立の推計レンジに近づきつつあるとし、当局は政策軌道に対する柔軟なアプローチを採用していると示唆した。今回の議事要旨はこの議長発言を裏付ける内容となった。

  11月の会合では、FOMCはFF金利誘導目標のレンジを2-2.25%で据え置くことを決定。次回会合は12月18-19日に開催される。先物市場では、12月会合での0.25ポイントの利上げの確率を70%余りとして織り込んでいる。

The Fed's Dot Plot

  12月に利上げを実施した場合、政策金利は当局者らが推計する中立レンジ2.5-3.5%の下限に接近する。同時に、当局者らは中立に近づきつつあることを理解する上で、データ依存の重要性が増しつつあることを強調した。

  議事要旨では「今後数回の会合で、経済と政策の見通しを精査する上で入手データの評価の需要性をより強調した声明の文言に変更し始めることが適切になる可能性があると、多くの参加者が示唆した」とし、「そうした変更は、委員会の柔軟なアプローチを伝える上で一助となる」と記した。

原題:Fed Emphasizes Flexible Policy Path After Likely December Hike(抜粋)

(見出しやリードを書き換え、議事要旨の内容を追加して更新します.)
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