コンテンツにスキップする

コーエン被告、トランプ氏ロシア事業で偽証認める-捜査協力へ

更新日時
  • トランプ氏のロシア事業計画、選挙戦中も継続-コーエン被告
  • トランプ氏、コーエン被告はうそをついていると反論

トランプ米大統領の個人弁護士を長年務めたマイケル・コーエン被告は、連邦検察当局による新たな起訴に関して有罪を認め、モラー特別検察官に協力することに同意した。同被告は2017年に、当時大統領候補だったトランプ氏がロシアとの関係を全否定していたのと整合するよう、同氏のモスクワ事業計画について議会で偽証したことを認めた。

Ex-Trump Lawyer Michael Cohen Charged With Eight Counts

マイケル・コーエン被告

フォトグラファー:Mark Kauzlarich / Bloomberg

  コーエン被告は29日にニューヨークの裁判所に出廷し、起訴内容について有罪を認める答弁を行った。トランプ氏のモスクワでの不動産プロジェクトに関して、2017年の上院情報委員会メンバーの質問に虚偽の回答をしたと答弁。当時は16年初めに計画は中止されたと発言したが、この日はプロジェクトを巡る交渉が実際には同年6月まで続いていたと認めた。

  これは大統領選挙戦が本格化してからも、トランプ・オーガニゼーションがモスクワでのビジネスチャンスを追求していたことを示す。モラー特別検察官によると、この頃にはすでにロシアが複数のルートを通じて選挙戦に介入しようと模索し、トランプ氏が有利になるようソーシャルメディアやハッキングによる攻撃を始めていた。トランプ氏はこれまで、当時ロシアと事業を行っていた事実はないと公言している。

  コーエン被告は裁判所で、トランプ・オーガニゼーションのメンバーと同社のロシア事業について言葉を交わしたと言明。「実際に自分はロシア行きに関して、ある個人と直接話した」と述べた。ある個人とはトランプ氏を指す。

  これに対してトランプ氏は29日に記者団に対し、コーエン被告はうそをついていると反論した。トランプ・オーガニゼーション広報のアマンダ・ミラー氏と法務部門責任者のアラン・ガーテン氏にコメントを求めるメッセージを送ったものの、今のところ返答はない。

原題:Trump’s Ex-Lawyer Cohen Enters Plea, Gets Cooperation Deal(抜粋)

(第3段落以降を中心に情報を加えて更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE