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ユーロ圏金融機関、英国の無秩序なEU離脱に対処可能-ECB報告

欧州中央銀行(ECB)は英国が無秩序な形での欧州連合(EU)離脱となっても、銀行などの金融機関がリスクに十分備えていれば域内金融システムに及ぼす影響も対処可能だとの認識を示した。

  ECBは29日公表した半年に一度の金融安定報告で、ユーロ圏に混乱が生じるとしても一時的で、利用可能なサービスが減少するのではなくコスト上昇をもたらす公算が大きいと指摘した。イングランド銀行(英中央銀行)は前日、合意なき離脱に至った場合に英経済が受ける影響は甚大だと分析しつつ、金融システムは最悪のシナリオにも耐えられるとの報告を発表した。

  ECBは今回の報告で「英国のEU離脱後にユーロ圏の実体経済が金融サービスへのアクセスを奪われるリスクは、限定的だと考えられる」とし、「金融機関は緊急時に備えた計画策定を強化し、それを適時実行していくことが強く推奨される」と呼び掛けた。

原題:ECB Says Euro-Area Financial System Can Withstand No-Deal Brexit(抜粋)

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