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債券先物は小幅安、日銀オペ運営変更に警戒感-需給逼迫との見方も

更新日時
  • 超長期ゾーン、どこかのタイミングで減額の可能性高いー岡三証
  • 10年入札翌日の残存5-10年オペ予定に注目-SBI証

債券先物相場は小幅安。日本銀行がこの日に公表する国債買い入れオペの運営方針で超長期ゾーンのオペ回数が減少するとの見方が相場の重しになった。

  • 長期国債先物12月物の終値は前日比4銭安の151円17銭
  • 新発10年物352回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値と横ばいの0.08%

  来年の米利上げペース鈍化観測を背景に前日の海外市場で米長期金利が一時3%割れとなったことなどを受け、国内の長期金利は0.5ベーシスポイント(bp)低い0.075%と、8月1日以来の低水準で取引を開始。その後はオペ運営方針への警戒感から0.085%まで上昇する場面があった。

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 来月のオペ運営方針が注目される中、減額への警戒感から利益確定の売りが出たようだ
  • 超長期ゾーンは仮に運営方針で減額が示唆されなくても、どこかのタイミングで減額される可能性が高い

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 12月の日銀オペ方針、残存期間10年超の回数を5回から4回に減らした上で、1回当たりの買い入れ額は増やして月間で減額になるという調整が見込まれる
  • 問題は5-10年、今回は回数の据え置きを予想するが、来月の10年入札翌日にオペを予定しないということは十分あり得る

日銀オペ

  • この日の対象は残存期間5年超10年以下と10年超の国債
  • 買い入れ額は5-10年4500億円、10ー25年1800億円、25年超500億円に据え置き
  • 応札倍率は5-10年が1.78倍と10月24日以来の低水準、10年超も前回を下回る倍率
  • 岡三証の鈴木氏
    • 5-10年の応札倍率が1倍台に低下するなど、需給は締まっている印象
  • 過去のオペ結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.105%0.080%0.585%0.810%0.965%
前日比+0.5bp+0.5bp横ばい-0.5bp横ばい横ばい
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