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ロンドンの金融機関、英EU離脱で103兆円をフランクフルトに移管か

  • 銀行は欧州事業の本拠をロンドンからEU内に移すことを迫られる
  • ゴールドマンやモルガンSなど30金融機関がフランクフルト選ぶ
Views Of The Financial District As Goldman CEO Blankfein Tweets About Spending 'A Lot More Time' In Frankfurt
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
Views Of The Financial District As Goldman CEO Blankfein Tweets About Spending 'A Lot More Time' In Frankfurt
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

英国の欧州連合(EU)離脱に伴い影響を受ける世界の金融機関は、バランスシート上の資産、最大8000億ユーロ(約103兆円)をドイツのフランクフルトに移す見込みだ。同都市のロビー団体が試算した。

  フランクフルト・マイン・ファイナンス(FMF)のマネジングディレクター、フーベルトゥス・フェート氏は、このところEUと英国の協議に進展がみられるものの、銀行が合意なき離脱の可能性をにらんで準備を始めるため資金の「大半は(来年の)第1四半期に移管されるだろう」と述べた。

  英国を本拠としていてはEUの銀行免許を失う恐れがあるため、銀行は欧州事業の本拠をロンドンからEU内に移すことを迫られつつある。FMFによると、フランクフルトの人気が高く、ゴールドマン・サックス・グループ、UBSグループ、モルガン・スタンレーをはじめ合計で30の金融機関がEU本部に選んでいる。

  こうした流入に伴い最大1万人の雇用も創出されるとFMFは見積もっている。

原題:Brexit Banks Seen Moving Up to $900 Billion of Assets to Germany(抜粋)

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