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クオンツ幹部が予言、さらに多くの取引で「機械が人間に取って代わる」

  • いつもほぼ同じ活動ならコードを書いてコンピューターにやらせる
  • コンピューターモデルに基づくファンドが占める場は広がっている

クオンツ取引は前進中で、将来的には資産運用の中で今よりはるかに大きな部分を、人間に取って代わって機械が担うようになる公算が大きい。グレシャム・インベストメント・マネジメントのシステマティック戦略責任者スコット・カーソン氏がこう予言した。

  同氏はロンドン金属取引所がシンガポールで主催したイベントでインタビューに応じ、「活動がコモディティー化すればするほど、機械が取って代わる可能性も高くなる」と語った。「つまり、いつもほぼ同じ活動なら何でも、コードを書いてコンピューターにやらせることになるだろう」という。

  コンピューターモデルに基づいて売買するファンドが金融市場に占める場は広がっている。トレーディング戦略を決定し実行する作業の中で人間の要素は少なくなる。業界が進む方向として、クオンツモデルの役割はアルファ(ベンチマークを上回るリターン)の機会を見つけ出すばかりでなく、これまで人間がやっていた作業も担うようになるだろうと、カーソン氏は述べた。

  グレシャム・インベストメントは72億ドル(約8160億円)余りを運用。顧客には公的および企業年金基金や寄付基金、保険会社や政府系ファンドなどがある。

原題:Quant Chief Says More Trade Will Be ‘Taken Over by Machines’ (1)(抜粋)

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