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ドルのピーク近い、パウエル議長の「データ次第」が本物に

  • ドルについての予想は次の米主要データ発表までしか有効でない
  • ICEのドル指数で100が天井に-ラスキン氏
Stacks of U.S. $100 bills
Photographer: Bloomberg Creative Photos/Bloomberg
Stacks of U.S. $100 bills
Photographer: Bloomberg Creative Photos/Bloomberg

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が現行政策金利はいわゆる中立のレンジを「わずかに下回る」水準と発言したことで来年の利上げ観測が後退し、ドルは急落した。

  ドイツ銀行の外為調査世界共同責任者アラン・ラスキン氏は、米金融当局の政策がデータ次第であることをパウエル議長が思い出させたことがドル安につながったと分析する。

  「当局は過去数年にわたりデータ次第と口先で言い続けてきたが、データ次第というのが今や本物になった」とし、「ドルについての予想は次の米主要データ発表までしか有効でない。ピークは遠くない」と述べた。

 

Federal Reserve Chairman Jerome Powell Speaks At Economic Club Of New York

パウエル議長

フォトグラファー:Mark Kauzlarich / Bloomberg

  来週発表される11月の米雇用統計が景気減速の兆候を示す可能性は低いものの、来年1-3月(第1四半期)のデータにひび割れが見え始めればドルはピークに近いと同氏は指摘。インターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数で100が天井になるとみている。現在は96.8前後。

Powell's comments put greenback's ceiling in sight for Deutsche Bank

原題:Dollar Top in Sight as Powell Puts Market Focus on a Fed Pause(抜粋)

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