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パウエル議長の中立金利コメントで米国債ロングは時期尚早-サクソ

  • パウエル議長の28日のコメントは「少しだけハト派的」
  • コールオプション使えば利回り低下見込むポジション取れる

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の28日のコメントを受けて米国債に買い注文を入れるのはちょっと待った方がいい。これが、サクソ・キャピタル・マーケッツの市場ストラテジスト、エレノア・クレイ氏の見方だ。「現時点でアウトライトのポジションを取るのは時期尚早かもしれない」という。

  先月には中立金利までは程遠いと発言していたパウエル議長が28日には、現行金利は中立のレンジを「わずかに下回る」水準と発言。表面的にはこれは大きな変化のように見える。しかしクレイ氏は、レンジという一言が重要だと考える。

  同氏は質問に答えた電子メールで「最終的には、これは少しだけハト派的だが、ただそれだけだ」とし、「中立金利は2.5-3.5%の間にあると考えられている。レンジの下限まではあと1回の利上げで達するので『わずかに下回る』と言えるが、上限なら5回なので『程遠い』ことになる」と説明した。

  12月18、19日の会合で当局が予想通りに利上げをした後、状況はより明確になるだろうとクレイ氏は指摘した。サクソは同会合で連邦公開市場委員会(FOMC)が2019年の政策金利見通しを下方修正するとみている。「そういう前提で、米国債は買いとなり、ドルは反転すると考えている」という。同氏によると、サクソは利回り低下を見込んで米国債のコールオプションに注目している。

Fed nears bottom of neutral zone, but not the top

原題:Too Soon to Go Long Treasuries on ‘Neutral’ Comment, Saxo Says(抜粋)

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