コンテンツにスキップする

ドル・円下落、米利上げ鈍化観測で米金利低下-113円前半

更新日時
  • 朝方の113円68銭から一時113円21銭まで下落
  • 米長期金利が3%割れてくればドル売り基調に戻るーしんきんAM

東京外国為替市場でドル・円相場は下落。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言で来年の米利上げペース鈍化観測が強まり米金利が低下、ドル売り・円買いが優勢となった。

  • 午後3時31分現在のドル・円は前日比0.3%安の1ドル=113円29銭
  • ユーロ・ドル相場は0.1%高の1ユーロ=1.1381ドル、ユーロ・円は0.2%安の1ユーロ=128円94銭
  • ポンド・ドル相場は0.1%高の1ポンド=1.2835ドル、ポンド・円は0.3%安の1ポンド=145円41銭


市場関係者の見方

しんきんアセットマネジメントの加藤純チーフマーケットアナリスト

  • 米利上げ、12月の後にもう1回くらいあるだろうが、そこから先は未定。パウエルFRB議長発言で打ち止め近しというイメージが大きく広がった
  • 米長期金利が3%割れてくればドル売り基調に戻るだろう

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • パウエル議長発言でいったんドル安の方向に振れた。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や個人消費支出(PCE)価格指数などを確認してもう1回ドル売りを試すかどうかだろう
  • 12月のFOMC時に政策金利見通しを引き下げてくればドル売りが進みそうだが、週末の米中首脳会談を通過しないとテーマを完全に米利上げ回数の方向に切り変えるのが難しい

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジスト

  • ドル売りの流れでユーロとポンドが買われた
  • イタリア財政問題や英国のEU離脱問題など日替わりで良い・悪いが交互。問題が終わるのか終わらないのか定かではなくユーロやポンドを買い続ける感じではない
    ドル・円相場と米10年債利回りの推移

背景

  • 堅調な成長継続へ、金利は中立「わずかに下回る」とパウエルFRB議長
  • 米2年債利回りは時間外取引で一時3ベーシスポイント(bp)低下の2.78%程度と19日以来の低水準。米10年債利回りは同5bp低下の3.01%程度と9月18日以来の低水準
  • 米国株の大幅高を受けて日本株は5営業日続伸、日経平均株価は前日比85円58銭(0.4%)高の2万2262円60銭で取引を終了


    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE