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米フォードが国内生産を再編、販売好調なSUVに重点-雇用は維持

  • 売れ行きが鈍いモデルを生産する工場で交代制を見直し
  • ミシガン、ケンタッキー両州の一部従業員は他工場に異動

フォード・モーターはコスト低減と大型スポーツタイプ多目的車(SUV)生産拡大に向け米国内の工場を再編する。ゼネラル・モーターズ(GM)とは対照的に、人員は削減しない。

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フォードのケンタッキー工場

写真家:Luke Sharrett / Bloomberg

  フォードはミシガン、ケンタッキー両州の工場で交代制を見直し、販売がより好調なモデルの生産を支援するため約1150人の従業員を他工場に移管する。フォードの広報担当者ケリ・フェルカー氏がインタビューで語った。

  SUVで売れ行きが鈍い「エスケープ」と「リンカーンMKC」を生産するケンタッキー州ルイビル市の工場は春に3交代制から2交代制になる。従業員500人は市内にあるフォードの別の工場に異動し、SUVの「リンカーン・ナビゲーター」と「フォード・エクスペディション」最新モデルの生産拡大に従事するとフェルカー氏は説明した。エクスペディションの小売り販売は今年36%増、ナビゲーターは80%余り増えている。

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ミシガン州フラットロックの工場

写真家:Jeff Kowalsky / Bloomberg

  ミシガン州フラットロックでは「マスタング」と「リンカーン・コンチネンタル」の生産工場でフォードは2交代制を1交代制に縮小する。約500人の従業員は同州リボニアの工場に異動する。同工場はピックアップトラック「F-150」や「レンジャー」向けの変速機を製造。別の150人はフォードの他の施設で仕事をするという。

  フェルカー氏は「フォードは一部の米工場で生産を調整していく方針で、効率性をさらに高める一方で、フルタイムの時間給従業員の雇用を維持する」と説明した。

原題:Ford Reworks Plants to Build More SUVs With Same Headcount (1)(抜粋)

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