コンテンツにスキップする

【NY外為】ドル指数が小幅低下、米中首脳協議に注目移る

更新日時
  • ドルは主要10通貨に対しまちまち、FOMC議事要旨には反応薄
  • ポンドは下げ、EU離脱合意安巡るメイ英首相の発言が重しに
People walk past the New York Stock Exchange.

People walk past the New York Stock Exchange.

Photographer: Drew Angerer/Getty Images

People walk past the New York Stock Exchange.

Photographer: Drew Angerer/Getty Images

29日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が小幅低下。20カ国・地域(G20)首脳会合に市場の注目が移る中、日中はもみ合った。この日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨はほとんど材料視されなかった。

  習近平中国国家主席との会談を週末に控えているトランプ米大統領は、中国と「何かする」ことで極めて近い状況にあると述べた。また、中国の経済政策の変更を検討する新たな協議を設けるのと引き替えに、米国が追加の関税賦課を春まで保留するという内容の合意を米中が模索しているとの報道があった。

  ニューヨーク時間午後4時7分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%低下。ドルは対円で0.2%安の113円45銭。ユーロはドルに対して0.2%高の1ユーロ=1.1389ドル。

  日中、11月7-8日開催分FOMCの議事要旨が公表されたが市場の反応は薄く、ドル、ユーロともに小幅な動きにとどまった。 

  ドルは主要10通貨に対しまちまち。対ドル市場では、主要10通貨のうちポンドの下げが目立ち、一時は0.5%安となる場面があった。メイ英首相の欧州連合(EU)離脱合意案を巡る発言が投資家マインドを圧迫した。円はドルに対する上昇幅が最も大きいが、貿易関連のニュースを受けて上げ幅は縮小した。一方、ユーロは軟調な経済指標や自動車関税を巡る観測に左右される展開だった。

欧州時間の取引

  前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受け、トレーダーは世界の金利見通しに注目。その中でドルは早い時間の下げを埋め、米10年債利回りは約2カ月ぶりに3%を下回った。

原題:Dollar Dips as Eyes Turn to Trump-Xi Meeting: Inside G-10(抜粋)
Dollar Steadies, Treasuries Rally as Fed Dominates: Inside G-10

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE