米GDP:7-9月改定値、前期比年率3.5%増-速報値に一致

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7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値と変わらず、堅調な成長の土台を維持した。輸出が下方修正された一方、設備投資や在庫投資は上方修正された

  米商務省が28日発表した第3四半期の実質GDPは、前期比年率3.5%増加し、速報値に一致。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値も3.5%増だった。

  経済全体の約7割を占める個人消費は3.6%増と、速報値(4%増)から下方修正された。

キーポイント

  • 機器や構築物、知的財産を含む設備投資は2.5%増と、速報値(0.8%増)から大きく上方修正された
  • 4-6月(第2四半期)のGDPは4.2%増だったことから、2四半期としては2014年以来の高い成長率。10-12月(第4四半期)に関しては減速が見込まれている
  • 見通しに対するリスクは中国との貿易戦争や世界的な需要鈍化、借り入れコストの増大など。トランプ大統領が実施した減税による押し上げ効果は来年薄れると予想される
  • 税引き前の企業利益は前年同期比10.3%増と、ここ6年で最大の伸び

その他の主要項目

  • 機器への投資は3.5%増と、速報値(0.4%増)から上方修正。構築物への投資は1.7%減と、速報値(7.9%減)からマイナス幅が縮小した
  • 純輸出のGDP寄与度はマイナス1.91ポイント、一方で在庫投資の寄与度はプラス2.27ポイントとなった
  • GDPの項目のうち、変動が大きい貿易と在庫を除く国内最終需要は3.1%増と、速報値から変わらず
  • 住宅投資は2.6%減。速報値は4%減だった

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Economy Grew at Unrevised 3.5% Pace in Third Quarter(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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