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JPモルガン5.6兆円ファンド、貿易戦争から身を守るのはジャンク債

  • 「グローバル・インカム・ファンド」は株式保有を減らす
  • 「リスクの対価として非常に魅力的なキャリーが得られる」
A JPMorgan Chase & Co. Bank Branch Ahead Of Earnings Figures
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg
A JPMorgan Chase & Co. Bank Branch Ahead Of Earnings Figures
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

JPモルガン・アセット・マネジメントの「グローバル・インカム・ファンド」は、貿易戦争からファンドを守ってくれるのはジャンク債だと考えている。

  運用資産496億ドル(約5兆6500億円)のこのファンドは10月末時点で、株式へのエクスポージャーを31%と年初の43%から減らしていた。手元に生じた資金の一部は米欧の高利回り債に投資した。共同運用者のエリック・バーンボーム氏が明らかにした。 

Junk bond credit spreads have been widening in U.S. and Europe

  同ファンドは10月の一斉売りの前に株式保有を減らし、デフォルト(債務不履行)率が低くレバレッジが低下しつつあり、ファンダメンタルズが強い投資不適格級債に投資したという。

  バーンボーム氏は電話インタビューで、「市場は現在、年初のころに比べはるかに負の衝撃に弱い」とした上で、「債券市場で比較的妙味があると思われるのは米国と、特に欧州の高利回りクレジット市場だ。リスクの対価として非常に魅力的なキャリーが得られる」と語った。

  同社によると、同ファンドにおける10月末時点でのジャンク債の比率は米国が28%、欧州は7%だった。

原題:JPMorgan’s $50 Billion Fund Finds Trade War Haven in Junk Bonds(抜粋)

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