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ゴールドマン、仮想通貨資産の保管サービスに規制上のハードル

  • デジタル資産市場責任者のシュミット氏、NYでの会議でコメント
  • カストディーのレベルでさらなる前進が必要-シュミット氏
ATM machines for digital currency in Hong Kong.
ATM machines for digital currency in Hong Kong. Photographer: Anthony Wallace /AFP
ATM machines for digital currency in Hong Kong.
Photographer: Anthony Wallace /AFP

ゴールドマン・サックス・グループは、今年の仮想通貨急落でもまだ興味を持つ顧客が求めている主要サービスの1つを提供する段階には近づいていない。

  ゴールドマンのデジタル資産市場責任者ジャスティン・シュミット氏はニューヨークで開かれた会議で、「顧客から尋ねられることの1つは『われわれのコインを保管してくれないか?』というものだが、私は『できない』と答えている」とコメント。「当社のビジネスを構築していく際に考慮すべき事柄の1つは、規制上の観点から可能なことと不可能なことの見極めだ」と述べた。

  ウォール街の大手金融機関は仮想通貨市場への進出に向け投資などの代替策を利用しており、ゴールドマンも先月、仮想通貨のカストディー(保管)サービス会社ビットゴーに出資した。同社は仮想通貨の値付けを行うトレーディングデスク設置の是非を検討していると、ブルームバーグ・ニュースが昨年報じている。

Crypto's Wild Ride

  シュミット氏はコインデスクが主催した同会議で、規制上の観点からは「われわれが提供できるサービスに関してはより限定されている」と述べた上で、仮想通貨とその価格動向や安全な保管方法について顧客の「関心はかなり強い」と付け加えた。

  同氏はさらに、仮想通貨分野の前進は見られるものの、機関投資家は慎重になる傾向があるためカストディーのレベルでさらなる前進が必要だと指摘。「カストディーは絶対に必要な基本部分だ。カストディーは異なる部分が互いにうまく安全に協調する統合システムの一部だ。購入から受け渡し、長期的な保管に至るチェーンの各部分全てを信頼できるようにする必要がある」と語った。

原題:Goldman Says Regulatory Hurdles Prevent Holding of Crypto Assets(抜粋)

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