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債券上昇か、パウエル議長発言が支えとの見方-2年入札は無難予想

  • 先物12月物は夜間取引で151円04銭に上昇して終える
  • パウエル議長の金利水準への言及はフォロー-東海東京証

債券相場は上昇が予想されている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて円債先物相場が堅調に推移した流れを引き継ぎ、買いが先行する見通し。この日実施の2年利付国債の入札は無難に通過できるとの見方が出ている。

長期国債先物(12月物)151円前後~151円台前半か(前日151円01銭)
新発10年国債(352回債)利回り0.09%~0.095%程度か(前日0.095%)

  先物夜間取引では、パウエル議長が政策金利が中立とされるレンジを「わずかに下回る」水準にあると述べ、予想以上に利上げ休止が近いとの思惑が強まったため、じり高となった。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

  • 米株高はアゲインストだが、パウエル議長の金利水準への言及はフォロー
  • 日銀が明日発表する来月のオペ運営方針に対する警戒感は強い。今日は弱含んだり、強含んだりか
  • 先物12月物の予想レンジは150円98銭~151円09銭程度

2年債入札

  • 表面利率は0.1%に据え置かれる見込み
  • 発行予定額は前回と同じ2兆1000億円程度
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト
    • 外国人需要への期待感を背景に消化不安はなく、相場に一定のサポートとなるだろう
  • 過去の2年債入札の結果

海外市場の流れ

  • 長期国債先物の夜間取引は151円04銭で引け、前日の日中終値比3銭高
  • 28日の米10年物国債利回りは前日とほぼ変わらずの3.06%
  • 28日の米株式相場は大幅高、ダウ工業株30種平均の終値は2.5%高の25366.43ドル
  • パウエルFRB議長:堅調な成長継続へ、金利は中立「わずかに下回る」
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