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中国:システム上重要な機関の指定増やす方針-債務拡大で監督強化

  • 資産や事業の複雑さなどを基に銀行と証券、保険から候補選定
  • 急速な融資拡大をてこにした景気浮揚、格付け会社などは警戒

中国当局は27日、「大き過ぎてつぶせない」金融機関、いわゆるシステム上重要な金融機関(SIFI)の指定を増やす方針を示した。中国の債務や金融リスクが前例のない水準に膨らむ中、危機発生防止の取り組みを強化する。

  発表文によると、中国人民銀行(中央銀行)を中心とする金融監督当局は資産や事業の複雑さ、その他との関係性を基に銀行と証券、保険を含むセクターから候補を審査する。

  当局は少なくとも銀行30行、証券10社、保険10社をSIFIに指定、あるいは各セクターの総資産の4分の3以上を指定金融機関が占めるようにする。SIFIは追加の資本要件を満たす必要があり、レバレッジやリスクエクスポージャー、情報開示に関する一段のルールにも直面する可能性がある。

  SIFIの指定拡大は40兆ドル(約4550兆円)に上る中国金融システムの監督強化に寄与するとみられる。過去10年にわたる急速な融資拡大は経済成長を大きく後押ししたが、格付け会社やヘッジファンド運用会社、国際通貨基金(IMF)からは警戒の声が相次いでいた。

Leading the Pack

China has more mega-banks than any other country in the world

Source: Bloomberg

原題:China to Designate More Institutions as Too-Big-to-Fail (1)(抜粋)

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