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債券下落、利回りフラット化の反動売り-超長期オペ減額観測も重し

更新日時
  • 新発20年債利回りは3カ月ぶり低水準0.595%から0.61%に上昇
  • いったんフラットニングポジションを軽くする動き-SBI証

債券相場は下落。前日まで超長期債を中心に買われて利回り曲線のフラット(平たん)化が進んだことの反動に加えて、日本銀行が超長期ゾーンの国債買い入れオペを減額するとの観測も売り圧力につながった。

  • 長期国債先物12月物の終値は前日比12銭安の151円01銭
  • 新発10年物352回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)高い0.095%と、22日以来の水準
  • 新発20年物166回債利回りは1.5bp高の0.61%と、22日以来の水準

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 今週は月末のエクステンションや週内に長期と超長期のオペがセットで2回実施されることを背景にかなりフラット化が進んだ
  • 日経平均が2万2000円台を回復していることもあり、いったんフラットニングポジションを軽くする動きが出ている印象
  • 30日に日銀オペ運営方針の発表を控えて、残存10年超の回数減少と月間ベースでの買い入れ減額の可能性が警戒されている面もありそうだ

背景

  • 前日には新発20年債と新発30年債が8月以来、新発40年債は9月以来の水準までそれぞれ利回りが低下
  • 日経平均株価は午後に一段高の展開となり、前日比1%高の2万2177円02銭で引けた

日銀オペ

  • 残存期間1年超5年以下と物価連動債が対象
  • 買い入れ額は1-3年、3-5年とも前回から据え置き
  • 応札倍率は1-3年が2.81倍に低下した一方、3-5年は3.71倍に上昇
  • 過去の長期国債買い入れオペの結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.095%0.095%0.610%0.820%0.975%
前日比+1.0bp+1.0bp+1.0bp+1.5bp+1.5bp+2.0bp


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