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Photographer: Jordan Sirek/Bloomberg
cojp

米国株は続伸、ヘルスケアや生活必需品株に買い

更新日時

27日の米株式相場は続伸。米中貿易摩擦が緩和される可能性を巡り思惑が錯綜(さくそう)した。

  ヘルスケア銘柄や生活必需品株を中心に買いが入った。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席との貿易を巡る交渉が妥結に至らない場合、中国からの残る全ての輸入品に追加関税を課すと示唆した。一方、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、トランプ大統領は貿易問題での合意の可能性を否定していないと語った。小型株は下落。米国のブラックフライデーの週末の小売り動向ではオンライン販売が増加。主な小売株が上昇した。

  • 米国株は続伸、米中貿易摩擦巡り思惑が錯綜
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回りは3.06%
  • NY原油は小反落、ドル上昇や供給過剰懸念で-貿易摩擦が再燃
  • NY金先物は3日続落、貿易摩擦の深刻化でドルが上昇
  •   S&P500種が前日比0.3%上げて2682.17で終了。ダウ工業株30種平均は108.49ドル(0.4%)高の24748.73ドルで終えた。ナスダック総合指数はほぼ変わらず。ニューヨーク時間午後4時46分現在、米国債市場では10年債利回りがほぼ横ばいの3.06%。

      ニューヨーク原油相場は小反落。荒い値動きとなったが、ドル上昇や貿易摩擦の再燃を嫌気して売りが優勢になった。石油輸出国機構(OPEC)が講じる次の措置を巡る不透明感も売りを誘った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は7セント(0.1%)安の1バレル=51.56ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は27セント安の60.21ドルで終えた。

      ニューヨーク金先物相場は3日続落。貿易摩擦が深刻化し、ドルが上昇したことが金売りを誘った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.7%安の1オンス=1219.90ドルで終えた。

      フェイスブックやアップル、グーグル親会社アルファベットが下落した一方、ネットフリックスは2%上昇。トランプ大統領が電気自動車(EV)補助金の全額廃止を検討する可能性があることを明らかにしたゼネラル・モーターズ(GM)も安い。ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は大幅安。同社は3分割する計画を発表した。メーシーズは4.1%高。

      米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は、金融政策は中長期的に見て最適な状態に近づいており、漸進的な利上げは適切だとの認識を示した

      VTBキャピタルのグローバル・マクロ・ストラテジスト、ニール・マッキノン氏は「米中貿易摩擦を巡るニュースは一貫性がなく、予想が不可能だ」と発言。「G20会議での会談で合意に至らない、あるいは対立の一時的な解消でさえも実現できないとやや懸念されている」と述べた。

    原題:U.S. Stocks Mixed Amid Trade Talk; Dollar Advances: Markets Wrap(抜粋)
    Crude Sputters as Supply Outlook Darkens and Trade Woes Multiply
    PRECIOUS: Gold Tumbles as Trump Tough Trade Talk Lifts Dollar

    (第6段落以降を追加します.)
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