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Photographer: Griselda San Martin/Bloomberg

ビリオネアは下降局面に備え資金を準備-株売らずに融資で調達

  • 資産家はキャピタルコールに備え与信枠を準備したいとスタイナー氏
  • ウェルズF傘下のアボットは430億ドル規模のビジネスに成長
Trading On The Floor Of The NYSE As Third-Worst Thanksgiving Since FDR Sends S&P 500 Into Correction
Photographer: Griselda San Martin/Bloomberg

10億ドル(約1135億円)以上の純資産を持つビリオネアや100万ドル以上の純資産を持つミリオネアの資産家らは、景気下降局面で投資資産を売却しなくて済むよう即座に入手できる資金を準備するため、借り入れをアレンジしている。米銀ウェルズ・ファーゴ傘下で超富裕層に対応するアボット・ダウニングのジェームズ・スタイナー社長が指摘した。

  スタイナー社長はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「市場の下降局面において非公開投資でキャピタルコール(払い込み要求)を受ける場合に備え、ライン(与信枠)を準備しておきたいと彼らは常に考えている。公開市場で株式を売却するのではなく、そうしたラインを活用し、キャピタルコールに応じたい意向だ」と語った。

  スタイナー氏は2012年に発足したアボット・ダウニングを430億ドル規模のビジネスに成長させた。同社の広報担当者によれば、貸し付けは過去1年で5%増加した。

  ウェルズ・ファーゴのウェルス投資マネジメント責任者を務めるジョナサン・ワイス氏は、同行のプライベートバンクとアボット・ダウニングを1人の統括責任者の下で統合することを計画していると今月明らかにした。資産額250万ドル以上の顧客に対応するプライベートバンクと、アボット・ダウニングは、統合後も別々のブランドとチームの下で存続する見通し。

アボット・ダウニングのジェームズ・スタイナー社長

(出所:Bloomberg)

原題:Billionaires Leveraging Up in Case of Downturn, Banker Says (1)(抜粋)

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