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野村アセットの世界株ファンド、テンセントと中国株に賭ける

  • 「ノムラ・グローバル・エクイティー・ファンド」のチャン氏語る
  • テンセントの「微信」は無視できない強力なサービスとチャン氏

野村アセットマネジメントの台湾部門副社長ピーター・チャン氏は、今年大きく下落したテンセント・ホールディングス(騰訊)と中国株に賭けている。同氏が携わる2億6000万ドル(約295億円)規模の「ノムラ・グローバル・エクイティー・ファンド」は年初来の年率リターンがプラス4.3%と、競合ファンドの98%より好成績だ。

  チャン氏は台北での先週のインタビューで、テンセントのメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」は無視できない強力なサービスであり、同社の株価はすでに十分値下がりしたと指摘した。中国政府による刺激策が株価を支えるとの見方から、同ファンドは9月以降、対中エクスポージャーを倍以上に増やしている。

Nomura Global Equity Fund has beaten 98% of peers this year

  「金融と財政の政策という2本建てのアプローチで中国の企業利益は来年下期(7-12月)に回復するはずだ。テンセント株は底値から遠くはない。中国ではテンセント無しでの日常生活はあり得ない」とチャン氏は言う。

  同氏によれば、中国株は現在、同ファンドが保有する資産の約20%を占める。一方で米国株の割合は60%前後から50%未満に引き下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が来年利上げを停止するとの見通しから資金が米国から新興国市場に向かう可能性があるとの見立てだ。

  テンセント株は今年1月に付けた上場来高値から10月には一時47%安となったが、最近の数週間はある程度の安定を取り戻している。

原題:Top Fund Buys Tencent and China Stocks, Sells U.S. Tech Giants(抜粋)

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