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LINEが中国テンセントと提携、ウィーチャットペイ開始は19年早期

更新日時
  • 設立準備会社はLINEが51%出資、みずほは49%
  • 中国テンセントと提携、19年からスマホ決済サービスが利用可能
Inside A Line Corp. Friends Flagship Store As Company Plans Up To $3 Billion Dual IPO in New York And Tokyo By Summer

Photographer: SeongJoon Cho / Bloomberg

Inside A Line Corp. Friends Flagship Store As Company Plans Up To $3 Billion Dual IPO in New York And Tokyo By Summer

Photographer: SeongJoon Cho / Bloomberg

LINE(ライン)は27日、みずほフィナンシャルグループと銀行業に参入すると発表した。金融事業領域の成長に向け2020年の開業を目指す。

  準備会社を1月に設立し、子会社のLINEフィナンシャルが51%、みずほ銀行が49%を出資する。みずほFGでは、スマートフォン世代の顧客ニーズに適したサービスを提供すると説明している。

Line Corp. Holds Showcase Event

LINEアプリ

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  記者会見したLINEの出沢剛社長は、新銀行は「2020年の開業を目指す」とし、「5年後を見据えた銀行サービスをつくる」と発言。銀行業で果たす役割について、「テクノロジーを駆使しながら、ユーザー本意のものをつくっていく」と述べた。

  みずほFGの岡部俊胤副社長は、LINEと組む理由について「まず顧客基盤。国内最大のプラットフォーマーで、旧来型のメガが苦手としているデジタルネーティブと接点を持つ」と説明。みずほFGとして、決済や与信を支援していく意向を示した。

  また、LINEは中国ネットサービス大手のテンセントと提携するとも発表。19年早期に同社のスマートフォン決済サービス「ウィーチャットペイ」を使えるようにする。増加が見込まれる訪日客への対応が狙いだ。

  LINEの親会社で、韓国最大の検索サイトであるNAVER(ネイバー)の決済サービスも19年中に利用可能にする。今回の提携で、訪日客は母国で利用しているサービスで支払いができる。子会社のLINEペイの長福久弘最高執行責任者(COO)は会見で、「ナンバーワンのインバウンドペイメントへ成長する」と述べた。

Views Of MUFG, Mizuho And SMFG Branches Ahead Of Mega Banks's Half-Year Earnings Report

LINEと新銀行を設立するみずほフィナンシャルグループ

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  スマホ決済サービスはLINEのほか、楽天ヤフーソフトバンクグループ陣営など参入が相次ぎ、日本でのキャッシュレス化進展に向け顧客の取り込み競争が激しい。ヤフー・ソフトバンク陣営は、中国アリババ・グループ・ホールディングのスマホ決済サービス「支付宝(アリペイ)」と組んでいる。

(出沢社長の発言を追記.)
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