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フェイスブックCOOのイメージに傷、相次ぐ危機で-社内から責任論

  • サンドバーグCOOは問題に早急に対応せず-現・元社員が主張
  • 最も差し迫った問題の多くはサンドバーグ氏の責任下-アナリスト

米フェイスブック(FB)で今年相次いだ危機を受け、シェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)は大きなプレッシャーにさらされている。同氏の権威が損なわれているほか、FBの急成長と共に高まったイメージにも傷が付いている。

  サンドバーグ氏の部下からは、今ではFBの問題は同氏に責任があるとの声が出ている。同氏は時にFBのブランドよりも自身のブランドを優先し、自身に悪いニュースを伝えない腹心の側近で周りを固めた上に、問題に早急に対応せず、問題を真の改革のチャンスと捉えずに認識の問題として扱ったと、FBの現・元社員8人が主張した。

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9月5日に米上院情報特別委員会で証言するサンドバーグCOO

フォトグラファー:Jim Watson / AFP via Getty Images

  2016年の米大統領選以来、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、FB製品の潜在的なマイナス面を理解していなかったとして批判されてきた。一方、サンドバーグ氏については、米紙ニューヨーク・タイムズがFBが現在抱える問題の一部が同氏の決定に原因があると今月報じるまで、直接厳しい目にされされることはなかった。だが、これからは「ずっとイメージが悪くなるだろう」とFB社員の1人が職を失う恐れがあるとして匿名を条件に語った。

  サンドバーグ氏はCOOとして広告事業を統括し、収入大幅増の立役者として称賛されている。しかし、法務とポリシーの責任者でもあるため、規制上のリスクの高まりや、政府との関係悪化、7月後半からの株価39%下落については同氏に大きな責任がある。

  ピボタル・リサーチ・グループのアナリスト、ブライアン・ウィーザー氏は「最も差し迫った問題の多くは、サンドバーグ氏の責任の下にある。サンドバーグ氏を非難することが今後、都合が良い道筋なのだろう」と指摘した。

原題:Facebook’s Sheryl Sandberg Is Tainted by Crisis After Crisis(抜粋)

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