コンテンツにスキップする

ムニューシン米財務長官とロス商務長官は当面留任-関係者

更新日時
  • トランプ大統領、ムニューシン財務長官を擁護-WSJ紙の報道後
  • ムニューシン、ロス両長官は対中貿易交渉で重要な役割

トランプ米大統領は大規模な閣僚交代が予想される中で、ムニューシン財務長官とロス商務長官を留任させる計画だ。同大統領の考えをよく知る関係者3人が明らかにした。

  トランプ大統領は今月行われた中間選挙で共和党が下院支配を失ったことを受け、政権の最上級レベルでの閣僚交代を計画していることを示唆していた。同関係者によると、トランプ大統領は両長官に不満を抱いていると報道されているが、両氏は引き続き職にとどまるという。

  トランプ大統領は23日、ムニューシン財務長官について「非常に満足しており、誇りに思っている」と述べた。これに先立ち、ムニューシン長官がジェローム・パウエル氏を米連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名するよう説得したことなどを巡り大統領が同長官に不満を持っていると米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は報じていた。大統領は米金融当局の利上げが経済成長や株式市場を好調を台無しにしたとして、パウエルFRB議長と当局を公に批判している。

  ただ、ムニューシン長官は昨年、歴史的な大型減税法案の議会通過に尽力したほか、北朝鮮とイラン、ベネズエラ、ロシアに対する制裁執行で主導的役割を果たしている。また、対中貿易交渉でもキーパーソンで、ブエノスアイレスで今週開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するトランプ大統領に同行する。

  ロス商務長官は貿易障壁の緩和を図るため他国に対して関税を発動する手法を積極的に提唱する1人で、世界の通商協定の見直しを目指す政権当局者の一角。商務長官としてロス氏は、米国の鉄鋼・アルミ関税や自動車・自動車部品関税が国家安全保障上の懸念から正当化されるかどうかに関する調査を監督した。

原題:Trump Is Said to Keep Mnuchin, Ross in Cabinet Posts for Now(抜粋)

(トランプ大統領の発言などを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE