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アップル、時価総額首位から一時転落-マイクロソフトに抜かれる

  • 約8年ぶりに逆転-取引終了時点ではアップルが首位の座を維持
  • アップルの時価総額、10月の過去最高から約3000億ドル吹き飛ぶ
The Apple Inc. logo.

The Apple Inc. logo.

Photographer: Michael Nagle
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Photographer: Michael Nagle

米アップルが26日、時価総額で世界首位の座を一時的に明け渡した。トップの地位を離れるのは数年ぶりのことだ。

  アップルの株価はここ数週間で急落しており、時価総額は10月上旬に過去最高の1兆1000億ドル(約125兆円)を記録してから約3000億ドル吹き飛んだ。26日の取引時間中には一時、約8年ぶりにマイクロソフトに抜かれた。アップルの時価総額は2013年にエクソンモービルを抜いて以来、首位を守っていた。ブルームバーグのデータ分析が示した。

  アップルは取引終了時点では首位の座を取り戻し、ニューヨーク時間26日午後4時5分(日本時間27日午前6時5分)現在の時価総額は約8286億4000万ドル。一方、マイクロソフトは8229億ドル。午後の大半の取引時間中で両社は抜きつ抜かれつの展開となった。アップルの株価は1.4%高、マイクロソフトは3.3%高で終了した。

A tumbling share price has brought Apple's market cap close to Microsoft's

  アップルが主力製品に育て上げた「iPhone(アイフォーン )」が今や課題の1つとなっており、その軟調な需要への懸念が重しとなって株価は過去最高値水準から25%余り下落した。マイクロソフトもハイテク株下落の影響を免れていないが、10月に付けた過去最高値からの下落率は約8%にとどまり、アップルに比べると持ちこたえている。投資家は同社のクラウドコンピューティング事業の成功に加え、エンタープライズに傾斜した事業を評価している。

  アナリストらはアップルについて製品販売よりサービスにより重点を置いたビジネスモデルへの移行期にあるとみているが、株価には今後さらに売り圧力がかかり、よりはっきりした形で時価総額首位の座から陥落する公算がある。

  エバコアISIのテクニカルアナリスト、リッチ・ロス氏は26日の顧客向けリポートでアップル株は「さらに18%下振れし」、200日移動平均の140ドルになるかもしれないと指摘。「世界最大の株が『急落』モードにある時に強気になれない」と記した。

原題:Who’s Most Valuable? Apple Is Still the Champ Over Microsoft (3)(抜粋)

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