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クレジット市場、最後のとりでに危機-「さらなる痛み」覚悟とも

クレジット市場が嵐に見舞われる中、最後の避難場所の一つが失われる可能性がある。

  米国で最もリスクの高い「CCC」格付けのハイイールド債のリターンは過去8週間に及ぶ低下局面に陥り、今年に入ってからの上昇分を失う瀬戸際にある。しかもウォール街の弱気派の見方が正しければ、この痛みはまだ序の口にすぎない。

CCC bonds lose top U.S. credit spot to B

  グッゲンハイムのスコット・マイナード最高投資責任者(CIO)は、コーポレートクレジットのエクスポージャーを同社として既に「金融危機以降の最低水準」に減らしたと述べた。同社アナリストによれば、CCC格付け債は向こう1年、大幅にアンダーパフォームする見通しだ。

  量的緩和全盛の時代に特徴的だった利回り追求の流れが反転しつつある。短期債の実質リターンが回復する中、リスクの高い領域に投資家が資金を振り向ける必要性は低下している。

  ブルームバーグ・バークレイズCCC指数は過去8週間で5%余り低下。2015年以降で最長の低下局面となっており、この過程でCCC格付け債は今年の米クレジットのパフォーマンス首位の座を、より質の高い「B」格付け債に明け渡した。

  グッゲンハイムのポートフォリオマネジャー、トーマス・ハウザー氏らは「CCC格付け債には、さらなる痛みが待ち受けている」と指摘した。
 

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原題:Last Bastion of Credit Under Fire as Guggenheim Sees ‘More Pain’(抜粋)

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