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EU離脱合意案、英議会は否決後に2回目の採決で承認へ-UBS

  • 最初の否決後の政府不信任投票は失敗に終わるとドノバン氏
  • EUがうわべだけの微調整を提案し、来年1月に再び採決の公算

欧州連合(EU)が臨時首脳会議で正式決定した英国との離脱協定案と政治宣言案を英議会は最初の採決で否決するが、市場の圧力を背景に2回目の採決で承認する公算が高いとUBSウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン氏が、ブリュッセルで行ったインタビューで指摘した。そのような予測が今や金融市場の一致した見解だと同氏は考えている。

  • 与党保守党内の反対派と労働党を含む野党が反対票を投じる
  • 否決された後、それが政府への不信任投票につながるのは「ほぼ確実」だが、「クリスマスを2週間後、ハードブレグジット(強硬なEU離脱)を3カ月後に控えて、政府不在の状態は誰も望まない」という理由から失敗に終わる可能性が高い
  • 採決後にメイ首相の下で保守党が結束すると予想
  • 市場の不安定な動きが続き、妥協を迫る圧力が高まる
  • 形ばかりのジェスチャー、ある種うわべだけの言葉遣いの微調整をEUは提案し、修正案を巡る2回目の英議会採決が来年1月に行われることになりそうだ(EUは再交渉しないと明言)
  • 最大野党・労働党は修正案にも恐らく反対するが、一部の労働党議員は院内総務に従わず、支持に回る見通し
Key Speakers At The Responsible Business Summit 2016
ポール・ドノバン氏

ポール・ドノバン氏

撮影:Chris Ratcliffe / Bloomberg

原題:

Will May Get Her Deal Passed The Second Time? Markets Think So(抜粋)

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