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クレジット商品避け、新興市場買い-モルガン・スタンレーの19年戦略

  • 新興市場株は「2段階アップグレード」、米国株引き下げ
  • 弱気相場、新興市場ほぼ終わり-米クレジット市場で継続へ

モルガン・スタンレーは米経済が来年急激に減速するとともに、世界のインフレが高まり金融引き締めは続くとみている。投資家はクレジット商品を避け、現金を増やし、新興市場資産を買うべきだと、同行のストラテジーチームが勧めた。

  アンドルー・シーツ氏らストラテジストは25日のリポートで「新興市場の弱気相場はほぼ終わった。米クレジット商品に関してはまだ続く見込みで、ドルについては始まろうとしている」と指摘した。株式ではバリュー株が成長株のパフォーマンスを上回り、米国債利回りはユーロ圏の国債と同等水準に収れんするとも予想。またデフォルト(債務不履行)増加がトリプルBクラスの社債を圧迫するだろうとしている。

  マクロ経済での重要な変化は米経済の成長が他の国・地域に比べはるかに高い状態が終わることだという。モルガン・スタンレーによると、米成長は来年7-9月(第3四半期)までに年率1%に低下する見込み。米国外の株式が米国株をアウトパフォームするとも予想されている。

  成長減速と利益弱含みで、レバレッジの高い企業の証券が最大の打撃を受けるとみられている。クレジット商品はベンチマークに対して5%アンダーウエートを推奨した。

  ストラテジストは新興市場株の推奨をアンダーウエートからオーバーウエートに「2段階アップグレード」。一方、米国株はアンダーウエートに引き下げた。現金については4%のオーバーウエートを勧めた。

U.S. outperformance reverses in 2019: Morgan Stanley
Inflows into money markets boosted assets to highest since early 2010

原題:Avoid Credit and Buy Emerging Markets: Morgan Stanley’s ’19 Plan(抜粋)

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