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米国の伝統的小売業者、年末商戦最初の週末にネット販売でつまずく

  • オンライン販売の伸び好調も一部ウェブサイトは対応に遅れ
  • 物流と技術に投資する重要性を実証-NPDのコーエン氏

米国の感謝祭の翌日であるブラックフライデーは、ますますオンラインショッピングのイベントになりつつあるが、伝統的な小売業者にとってはそれは必ずしも良いことではない。米国の毎年恒例の消費イベントで後れを取る小売業者も一部にいる。

  小売りチェーンはテレビや浴用タオルを店舗に山積みし、超特価品もそろえて消費者を引き付ける専門知識を長年積み上げてきたが、電子商取引については、大型投資を行いその成果を宣伝するものの、得意とはまだ言えない。感謝祭の祝日後の週末でもそれは再びは明らかになり、ロウズやウォルマート、ルルレモン・アスレティカ、コールズなどの小売業者はウェブサイトの不具合と消費者の憤りへの対応を余儀なくされた。

Shoppers Inside A J.C. Penney Store For Black Friday Sales

ニューヨーク州ガーデンシティにあるJCペニーの買い物客(2018年11月22日)

写真家:David Williams / Bloomberg

  調査会社NPDグループのアナリスト、マーシャル・コーエン氏は「物流と技術に投資することの重要性を実証した」と述べ、「彼らはオンライン販売サイトへの殺到に対処できるようにならねばならない」と指摘した。

  米国の大手小売業者は今年の大部分にわたり、際立ってはいないが堅調な業績を上げていることから、今年のホリデー商戦は過去15年で屈指の好調になるとの期待が高まっている。ただ、小売業者がどう進化していくかを巡っては懸念が根強く、投資家はここ数週間に神経質な動きを見せており、小売株は上げ幅を削っている。

  ブラックフライデーの数値からは、伸びの多くがオンライン販売で見られたことが示唆されている。電子商取引を調査しているアドビ・アナリティクスによれば、ブラックフライデーの支出は前年比24%増の62億ドル(約7020億円)だった。

Shoppers At Macy's Inc. Herald Square For Black Friday Sales

ニューヨークにあるメーシーズの旗艦店に入る買い物客(2018年11月22日)

写真家:Jeenah Moon / Bloomberg

原題:Old-School Retailers Stumble Into Holiday Spending Weekend (1)(抜粋)

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