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コンテ伊首相:イタリアを大改革すると言明-EUとの協議こう着でも

  • ユンケル欧州委員長との夕食会後に発言-改革の取り組みを擁護
  • 緊急EU首脳会議に際して仏独などの首脳とも会談

イタリアのコンテ首相はユンケル欧州委員長との24日の夕食会の後、イタリアの「大改革」を継続する考えを表明した。夕食会ではポピュリスト政権の選挙公約実現に向けた取り組みを巡る欧州委との長期にわたる対立を解消できなかった。

  英国の欧州連合(EU)離脱合意に関する緊急EU首脳会議のためブリュッセル入りしたコンテ首相は到着早々、ユンケル委員長に「より良い将来のための新たな道筋-イタリアの社会的経済的成長のための新戦略」と題した分厚い文書を渡した。ユーロ懐疑派のサルビーニ、ディマイオ両副首相からの風当たりが強まるコンテ首相は同文書について「われわれはこれについて話し合った。5カ月間でイタリアを大改革し、それを継続する」と述べた。

  25日の緊急EU首脳会議後にコンテ首相は記者団に対し、同会議に際してドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領ら域内首脳と予算について議論したことを明らかにし、「良い雰囲気で相互信頼があった」とコメント。「双方に満足な形でプロセスを完了できると確信している」と付け加えた。

  国内総生産(GDP)比2.4%とする来年の財政赤字目標を引き下げることをサルビーニ、ディマイオ両副首相と話し合うつもりかとの質問にコンテ首相は「われわれは常に改革と、公約の実行に必要なことを話し合う」と答えた。

BELGIUM-EU-ITALY

コンテ伊首相(左)とユンケル欧州委員長(11月24日、ブリュッセル)

Photogrpaher:ゲッティイメージズ経由のエマニュエル・デュナント/ AFP

原題:Conte Vows to Revolutionize Italy Despite Deadlock With EU (1)(抜粋)

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